大雄山鉄道は全国でも珍しい
「最乗寺」へ参詣を目的に開設された「参詣鉄道」
12分間隔に一度、ガタンゴトンと
三両編成の小さな電車が乗り入れます。
開設された1925年(大正14年)
人々は、ここで待ちあわせをして、
あこがれの場所に向かいました。
人を待つどきどきも、出会ったどきどきも、
新しい場所へのどきどきも
ここには沢山つまっています。
小田原駅の横、1 丁目 1 番地。
旧大雄山線の管理事務所だったこの場所は
柔らかくゆっくりとすぎる空気が残り、
再び人々が集います。